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ドーマン式読み方ゲーム|0歳から文字の読み方を教えてみよう

幼児教育って何から始めて良いかわからない人のために、今回は【ドーマン式読み方ゲーム】をご紹介します。

小学校に上がる前に文字の読み方を覚えておけば、我が子を天才に近づけるとても大きな一歩を踏み出すことができます。

文字の読み方を覚えれば、いつでも好きな時に、好きな本を好きなだけ楽しむことができます。

絵本の中の「ティラノサウルス」が、「シンデレラ」が、「機関車トーマス」が親の助けをかりずに、たくさんのお話をしてくれます。

絵本を通して、読むことの楽しさを覚えた子どもたちは、小学校に入る頃にはその興味の対象が国語に、算数に、物理に、哲学になるのは時間の問題です。

文字の読み方を覚えるということは、こうやって天才の扉を開いていくことと同じです。

まずは、すべての第一歩として、楽しく文字の読み方を教えてあげましょう。

ドーマン式読み方ゲームとは

グレン・ドーマン博士は早期教育でおおきな成果をあげた、幼児教育の研究者です。

【ドーマン式読み方ゲーム】はそんなドーマン博士が提唱する教育法のひとつです。

ドーマン博士の持論は、「幼児は読みたがっている」です。

3歳児だろうが、0歳児だろうが、幼児は文字を読みたがっているんだというのがドーマン博士の主張です。

幼児教育の秘訣は、なんといっても「1日でも早く始めること」です。

【ドーマン式読み方ゲーム】も、言葉を話し始めた3〜4歳の子どもだけでなく、生後10ヶ月から始めてもよいとドーマン博士は語っています。

【ドーマン式読み方ゲーム】の方法は、以下の書籍で紹介されています。

  • ドーマン博士の幼児開発法 『講談社 昭和46年』
  • 赤ちゃんに読みをどう教えるか 『ドーマン研究所 2001年』
クラベル

より詳しく知りたい方は、一読することを強くお勧めします。

用意するもの

  • 厚紙(画用紙)
  • マジックペン(赤)(黒)

読み方ゲームに必要なのは、紙とペン、たったこれだけです。

特別な道具は一切いりません。

子どもが乱暴に扱ってもいいように、厚手の画用紙を用意しましょう。

学習時間

  • 1回=5分
  • 1日=数回

学習時間は1回5分、1日に数回で大丈夫です。

子どもたちがゲームに慣れてくれば、時間や回数を増やしてもいいです。

初めのうちはあまり気合いを入れず、気楽に始めてみましょう。

ゲームの方法

ドーマン式読み方ゲームは、カード(画用紙)に書かれた文字を子どもたちに読み聞かせるゲームです。

カードに書く文字は、初めのうちは赤字で大きく書きます。

これは、単純に赤くて大きな文字はわかりやすいからです。

学習が進んで来れば、文字の大きさを小さくして、色も赤から黒にかえていきます。

紙に書く文字はステップごとに徐々に増やしていきます。

ゲームのステップは次のように進めていきます。

  1. おかあさん・おとうさん
  2. 自己関係語
  3. 家庭関係語
  4. 文章構成語
  5. 構成文
  6. 読書

それぞれのステップを詳しくご紹介していきます。

ステップ1 おかあさん・おとうさん

ドーマン式読み方ゲームのスタートは、子どもたちにもっとも馴染みが深い「おかあさん」から始めます。

大きい画用紙に、12センチ角の赤い文字で「おかあさん」と書きましょう。

1枚の紙にかく、文字(言葉)の数は一つまでとします。

使うペンもできるだけ大きく太字で書けるものがよいです。(「POSCA」の水性ペンがおすすめ)

カードが完成したらそれを見せながら、「これはおかあさんです」とはっきりと大きな声で読み聞かせます。

読み聞かせが終わったら、カードは10秒ほど見せてあげましょう。

クラベル

この時、「おかあさん」の意味を詳しく説明する必要はありません。

ただ単に、「これはおかあさんです」と言ってあげるだけでよいです。

10秒間カードを見せたら、時間を置いてもう一度同じように読み聞かせを行います。

初日はこれを数回繰り返します。

「おかあさん」を理解するまで続ける

このように1回に5分、数回の読み聞かせを行います。

言葉を話せる年齢になら、文字を覚えたかなと思ったら「これは、なぁに?」と聞いてみましょう。

「おかあさん」と答えられれば、クリアです。

1日で「おかあさん」を理解する子もいますが、数日かかる子もいます。

焦る必要はありません。

子どもたちの初めてのチャレンジを温かく見守ってあげましょう。

次は「おとうさん」を見せてみよう

「おかあさん」が理解できるようになったら、次は「おとうさん」のカードに進みます。

やり方は先ほどと同じ。

「おかあさん」を理解した子どもは、目の前の不思議な形をしたものが【文字】だと認識しています。

目の前にある文字が、「おとうさん」だと認識するのに多くの時間はいりません。

「これなぁに?」と聞いてみて、「おとうさん」をしっかりと理解できるようになったら、ステップ1の仕上げに入りましょう。

二つの文字を区別する

これまでは「おかあさん」「おとうさん」のふたつのカードを同時に見せたことはありませんでした。

仕上げに二つのカードを同時に見せ、「おかあさんはどっち?」と聞いてみましょう。

ここでゲームのルールが少し変わります。

二つの文字を見比べるというルールが追加されました。

子どもたちは文字を認識するだけでなく、こっちが「おかあさん」、こっちが「おとうさん」と理解します。

ステップ1では文字にはそれぞれ別々の読み方があり、区別されることを認識できるようになります。

ポイント① 習うことは刺激に満ちたゲーム

読み方ゲームは、子どもたちにとって刺激に満ちた楽しいゲームです。

課題でもなければ、仕事でもなく、苦役でもありません。

読み方ゲームはつねに楽しく、子どもたちがやりたいと思うようにしなければなりません。

なかなか読みを覚えないからといって、失望や怒りの感情を出してはいけません。

あなたがそのような感情を表情や言動に出すと、楽しいゲームが義務になってしまいます。

大切なことは読むことは人生最大の楽しみで、決して苦労して覚える苦行であると教えないことです。

ステップ2 自己関係語

「おかあさん」「おとうさん」が理解できたら今度は、自己関係語に進みます。

自己関係語とは、次のような文字です。

  • あし
  • くち
  • かお
  • ゆび
  • みみ

これらの自己関係語を10センチ角(さっきより小さくなりました)の赤字でカードに書いていきます。

カードは全部で20個ぐらい用意しましょう。

カードができたら、さきほどと同じ方法でゲームを続けます。

「これは手です」と読み聞かせるときは、子どもの手をぎゅっと握ってあげるとよいでしょう。

ひとつずつカードを読み進めていき、理解できたら次の文字に進んでいきます。

自己関係語は早ければ2日に1語のペースで覚えていくでしょう。

ひらがなとカタカナは使いわけほうが良いのか

自己関係語に進むと、「ひらがな、カタカナの使い分けはどうしたらよいのか?」と戸惑うと思います。

ドーマン博士の本は、英語で文字を教えることを前提にして書いてあります。

英語だとどんなに難しい文字もすべてアルファベットで表されます。

日本語の場合、どこまでひらがなで書いていいのか迷いますね。

正直、この答えを示してくれる文献にはまだ出会えていません。

私の結論としては、カタカナで表記するものは初めからカタカナで書いてあげればいいと思っています。

例えば、「ティラノサウルス」を「てぃらのさうるす」と書かれるとその文字自体を覚えてもひらがなで読むことはないでしょう。

簡単な漢字であれば初めから書いてあげてもよいのではないかと思います。

「バラ」を「薔薇」と書くのはあんまりですが、「て」を「手」と書くぐらいであれば、おそらくすぐに覚えてしまいます。

クラベル

漢字は難しいとか、ひらがなは簡単と考えているのは、実は大人だけだったりします。

子どもたちにとってはひらがなも、カタカナも、漢字もどれも初めて見るものです。

特別難しい文字でなければ、初めから教えてあげるのもいいかもしれませんね。

ポイント② 学習はこどもの機嫌のいい時に

学習はこどもがリラックスして、機嫌がいい時に行いましょう。

カードに集中させるために、まわりにはできるだけ気の散るものはおかないほうがよいです。

テレビや音楽は止めて、おもちゃや絵本も目に入らない場所に置いておきます。

カードを見ることに集中できる環境をつくってあげて、ゲームを開始しましょう。

ステップ3 家庭関係語

自己関係語が完了したら、次は家庭関係語に進みましょう。

家庭関係語は、家庭の中にあるもののことです。

  • おじいちゃん
  • ねこ
  • いす
  • テーブル
  • テレビ
  • はし
  • くつ
  • ぼうし

文字のサイズは、先ほどの半分の5センチ角の赤字で書きましょう。

用意する単語も先ほどより少し多く30個ほど用意してあげます。

覚えるスピードも早くなるので、1日に5個ずつぐらい新しい文字を仲間に入れてあげてもよいかもしれません。

あとは、これまでと同じようにゲームを繰り返すだけ。

こどもたちが読み方ゲームを楽しいと思えるようになっていたら、あっという間に覚えてしまいます。

名詞の次は動詞

名詞の次は動詞に進みます。

  • あるく
  • すわる
  • はしる
  • たべる
  • わらう
  • なく
  • もつ

動詞は実際の動作を交えながら行うと、わかりやすく楽しくゲームを進めることができます。

実際に立ったり、座ったりをくりかえしながら「これは立つです」「これは座るです」と読み聞かせてみましょう。

その文字が意味することが今までとちがい、動作を表す語であることが理解できるようになります。

クラベル

慣れてきたら子どもたちと一緒になって「立ったり」「走ったり」「笑ったり」しながら楽しんでゲームを進めてみましょう。

ポイント③ ゲームの時間は非常に短く

「ドラマの続きが気になる」「あともう一口だけ食べたい」「友達や恋人ともう少しおしゃべりしていたい」など。

楽しいことは途中で終わるとわかると、どうしても続けたくなりますね。

それは、大人も子どもも同じです。

ゲームは子どもたちが楽しめる非常に短い時間にとどめておきましょう。

「もう少し続けたい」と思っているうちに、「続きはまた明日」とゲームを切り上げましょう。

子どもたちが飽きて始めているのに、無理やりゲームを続けがないように注意しましょう。

ステップ4 文章構成語

ステップ4は、実際の絵本を使います。

文字は5センチ角の黒字で書いていきましょう。

絵本に書かれている文章をカードに書いていきます。

例として、我が家にあった絵本「ぎったん ばっこん」でその方法を紹介します。

「ぎったん ばっこん」の1ページ目には、次のような文章が書いてあります。

「ぎったん ばっこんが あるよ」

この文章から、

  1. 「ぎったん」
  2. 「ばっこんが」
  3. 「あるよ」

という、3枚のカードをつくります。

これまで同様にそれぞれのカードを読み聞かせます。

3つのカードを並べて読んでみる

ここで新たにゲームのルールがひとつ追加されました。

これまでは一つのカードだけで完結していたのに、3つのカードを並べて読んで聞かせることになります。

カードを3つ並べて、順に「ぎったん ばっこんが あるよ」と続けて読み聞かせます。

ひとつひとつの文字(単語)を覚えて、全体の文字(文章)を覚えます。

こうして、ひとつめの文章を覚えたら、次の文章に進みます。

次の文章は、「おや とりさんが とんできた」です。

クラベル

もうやることはお分かりですね。

あとは、一冊の本が終わるまでこれを繰り返していきます。

ポイント④ うまくいけばたくさん褒めてあげる

子どもたちが、新しい文字を覚えたら、「なんて賢い子なの」「ママはとってもうれしいよ」「上手に読めた〇〇ちゃんが大好き」と言って、たくさん褒めてあげましょう。

あなたの愛情を伝えるとともに、文字を読めるようになった喜びを伝えてあげます。

【文字を覚えることは素晴らしい。お母さんやお父さんの愛情もたくさんもらえる。】

子どもたちがそう感じれば、読み方ゲームはますます順調に進みます。

ステップ5 文章

次のステップは文章です。

ここは、ステップ4の文章構成文をクリアしていれば楽ちんです。

  • ぎったん ばっこんが あるよ
  • おや とりさんが とんできた

このように、一つの文章を一つのカードに書いていきます。

文字は2.5センチ角の黒字で書きます。(だいぶ小さい文字になってきました)

絵本「ぎったん ばっこん」には、全部で20この文章があります。

1日に1枚のカードを覚えれば、20日間で1冊の絵本が読めるようになっています。

読み聞かせゲームでできるようになったこと

  1. 文字を知る
  2. 文字には区別があることを知る
  3. ものはすべて文字で表現できることを知る
  4. 動作にも文字があることを知る
  5. 文字が組み合わさると文章になることを知る

このようにゲームを進めていくと文字を知らなかった子どもが、話したり聞いた入りすることがすべて文字で表されることを理解します。

そして、それは自分でも読むことができると認識します。

クラベル

ここまで来れば、ドーマン式読み聞かせゲームもクリア目前です。

ポイント⑤ テストはしない

覚えたカードを復習することはとても有効です。

復習すれば文字の定着も確実になります。

ただし、復習はあくまでゲームであって、テストであってはいけません。

中学生に英単語を教えるように、テスト形式で復習しないように注意を払いましょう。

緊張や不愉快さは学習を嫌いにさせます。

今やっているのは、テストではなくゲームです。

子どもたちが覚えた文字を楽しく思い出せるように、細心の注意を払いましょう。

ステップ6 読書

ドーマン式読み聞かせゲームの最終ステップは実際の絵本を読むことです。

といっても、ステップ4、ステップ5で絵本を読む力は自然とついています。

ステップ6で違うのは、文字の大きさだけです。

当然ですが、書いてある文字はステップ5で書いてあるものと同じです。

クラベル

絵本に書いてある文字のサイズに子どもたちが慣れれば、そのまますんなり一冊の本を読んでしまうでしょう。

カードは読めたが、読書はできない

ステップ5までは進めたが、ステップ6になって実際の絵本は読めない子もいます。

これは単純に絵本の文字がその子にとって小さすぎるためです。

こんなときはあせらずもう一度、元の文字のサイズに戻してあげましょう。

ポイント⑥ ひとつの文字に固執しない

ゲームの大敵は、「退屈」です。

ゲームを進めるスピードが遅すぎたり、ひとつの文字に固執していると子どもたちは退屈します。

文字を完璧に覚えることも大切ですが、そのためにゲームを嫌いになってしまってはもともこもありません。

子どもたちが退屈してきたなと思ったら、ゲームをやめて他の遊びをしてみましょう。

またゲームを再開するときは、一つの文字に固執せずにちゃちゃっと別の文字に進んでしまうのも一つの手です。

ドーマン式読み方ゲームへの疑問

最後に、ドーマン式読み聞かせゲームへの疑問をいくつか回答しておきましょう。

なぜ文字から教えないのか

「あ」とか、「い」とか、ひらがなの文字を初めから教えた方がいいんじゃないかと思う方もいるでしょう。

しかし、これはあまり賢いやり方ではありません。

子どもたちにとって「おかあさん」には、重要な意味があります。

子どもたちはそれを説明しなくても、何を意味しているのか十分理解しています。

しかし、「お」には何の意味もありません。

子どもたちはこんなことを聞いてくるかもしれません。

「お」はなぜ「お」なの?「お」ってどういう意味?なんで「か」は「お」じゃないの?

「お」は持てないし、食べられません。

投げることも、掴むこともできません。

「おかあさん」と「おとうさん」の区別はできても、「お」と「か」の区別はできません。

ご褒美にお菓子をあげたらダメ?

子どもが上手にできると、ついついご褒美にお菓子をあげたくなりますね。

しかし、これは大きな間違いです。

お菓子をもらった子どもたちは、今度はお菓子欲しさにゲームを頑張ろうとするようになるでしょう。

読み方ゲームのご褒美は、文字を読めるようになることへの喜びと、お母さんからもらう愛情です。

クラベル

偉大な挑戦のご褒美をお菓子ごときにあげてはいけませんよ。

0歳児でもできるのか

ドーマン博士は、生後10ヶ月から読み聞かせゲームをすることを勧めています。

10ヶ月といえば、まだママすら話せない時期です。

はたして、そんなに早く読み方を覚えることができるのでしょうか。

たしかに、0歳児は3歳児よりも文字を教えるのは難しいでしょう。

しかし、それは子どもにとってではなく、教えるあなたにとってだということを覚えておきましょう。

0歳児に「これはなぁに?」と聞いても答えられません。

0歳児には「おかあさんのカードはどこにある?」と聞いてあげましょう。

クラベル

0歳児でも文字を読めます。

嘘だと思うなら、騙されたと思ってぜひやってみてください。

きっと、子どもたちの天才ぶりに驚くことになるでしょう。

文法を教える必要はないのか

ステップ4までくると、単語から文章にかわります。

このときに気になるのが、【正しい日本語】です。

クラベル

「おかあさん”が”言った」のか「おかあさん”は”いった」のか。

しかし、詳しい説明は不要です。

子どもたちはゲームを始める前から正しい日本語を話しています。

読み方ゲームに正しい日本語のルールを持ち込む必要はありません。

ルールは勝手に覚えます。

あなたが話す日本語が正しい。それだけで十分です。

読みを覚えると世界が広がる

今回は、ドーマン式読み方ゲームの方法を紹介しました。

考古学者は古代の古い言葉を解読して、新しい歴史を発見することにおおきな喜びを感じます。

子どもたちが文字を覚えることは、考古学者の古代文字の解読に似ているところがあります。

ただし、そこに描かれていることは古代の石板に刻まれるような、人々の日常生活の記録でありません。

それは桃太郎の大冒険であり、白雪姫のロマンチックな恋の物語であり、100万回死んだ猫の愛に溢れたストーリーだったりします。

人生初の発見という意味で、考古学者が新しい文字を発見したときのさわぎでありません。

ドーマン博士の教えを再度、ご紹介しておきます。

「幼児は読みたがっている」

あなたの子どもも文字を読みたがっています。

ドーマン式読み方ゲームを使って、今日から楽しく文字の読み方を教えてみてください。

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